シャトー・デュクリュ・ボーカイユ 2001 高貴な王族女性

シャトー・デュクリュ・ボーカイユ 2001 高貴な王族女性

言わずと知れた、メドック格付け2級、サンジュリアンのシャトー。

実に素晴らしいワインです。 まさに“エレガント”。

グラスに注いでみるが、色は濃いルビーレッド。2008年に飲んだと思うが、7年熟成程度ではまだまだ若々しい色です。

抜詮直後からもの凄い香りが漂います。シガー、キノコ、杉、ミントなど、非常にエキゾチックな香り。

軽くスワリングしてすすってみる。

「なにこれ! めちゃめちゃ美味い!」 申し訳ないけど余計な装飾した言葉を使う気になれないくらい「美味い」という表現がピッタリ。

舌触りも喉を通っていく感覚も、まさにビロード。

体中が幸せに満たされるようなワイン。

女性に例えてみると、

ヨーロッパの王族で、30代の女性。

肌は非常にきめ細かく、白いシンプルなドレスを纏っている。

身につけている装飾品も派手ではなく、可愛らしいティアラと上品に細工されたネックレスが似合っている。

人懐っこい笑顔の中には、凛とした高貴さもうかがえる。

非常に親しみやすいが、抜群の距離感をもって接することが出来る女性なんだろう。

こんな女性を思わせるワインです。

本当に素晴らしいワインです。

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